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金無し時間無し人権無しの声優オタクの備忘録

声優オタクがK-POPアイドルとビデオ通話した話

 

やはりアイドルは救い

疫病のせいで現場にも行けず推し声優へのモチベが低下、この先ずっとこの調子で屍のように生きていくのか…と思っていた矢先に2年ほど前からゆるく推してる韓国のアイドルグループが新曲を出したので、ビデオ通話サイン会(所謂ヨントン*1)に参加してきました。今回はその感想と今後また参加するときのための備忘録です。忘れるので。

本当は推し声優絡みで別の事を書こうと思っていたのですが、書き進めていくうちにただの愚痴になってしまっておもんなかったのでやめました。たまには楽しいことも書きたい。

 

というわけで書いていきます。めちゃくちゃマイナーなグループを推しているので本当は死ぬほど宣伝したいのですが、めちゃくちゃマイナー故に爆速身バレをかましてしまうので推しグルの名前は出せません。推しメンたちには本当に申し訳ない。曲もビジュアルも最高なのに事務所が無能すぎて売れないのほんと辛い 

 

①パスポート取得

ヨントン自体は昨年も参加しているのですが、その時は主催が日本&弱小事務所特有のガバガバ運営(悪口)だったので本人確認が無かったんですよね。*2

声優イベントに慣れていると運転免許証が無敵の本人確認書類だと錯覚してしまうのですが、韓国人からしたら日本人は外国人なので、韓国のイベントに外国人として参加するにあたりパスポートは必要不可欠だろうということで、このご時世どう考えても本人確認以外に使わないであろうパスポートを取得しに行きました。パスポートセンターは空いてて快適でした。あと写真は絶対写真屋さんで撮ってもらった方がいい。その辺にある適当な証明写真機で撮ってしまったことを今死ぬほど後悔しています。

 

②応募~当選発表

 本人確認書類が揃ったら後はお金を用意して事務所からのイベント開催告知を待つだけ。そういえば、K-POPアイドルの本国イベントっていつも開催日ギリギリのスケジュールで告知してくるの何でなんですかね? 事務所と主催、オタクの事ニートだと思ってるのかもしれない。

ご多分に漏れず開催日の5日前に開催発表、応募締め切りは発表から2日後、当選発表は締め切りの翌日という弾丸トラベラーもびっくりのスケジュール進行だったのですが、これ不備とかあったらどうなるんですかね。

そんなこんなでイベントが開催されることが決まり、速攻で代行を探しました。代行を確保し、まあこのくらい買えば当たるやろという枚数を申請からの振り込み。この時2回ほど代金の計算を間違えられ不安になる。まぁでも大量に買ったアルバムを受け取らなくていい事や、金さえあればめんどくさいことを全て丸投げできる事を考えると、今後もヨントンをやり続けるのであれば代行は使うと思います。声優のイベントもそうですが、早く応募権利だけ買えるようになってほしい。

 当選発表は自分で確認するよう代行に言われたので、主催会社のサイトまで行って名簿に自分の名前があることを確認。名前と電話番号の隠し方のガバガバっぷりに一周回って面白くなる。あの隠し方、韓国人はいいかもしれないけど外国人だと本名モロバレで面白いですよね。オタクに人権などない。

 

③当日までの準備

無事当選したので当日に向けての準備に入ります。まずは本人確認書類の提出をしろと言われたのでパスポートの写真を指示されたとおりに提出。主催ごとにメールだったり専用フォームだったりいろいろあるようです。カカオトークではなくLINEでのヨントンだったため、ヨントンの前日にスタッフから応募の時に記入したLINEIDに友達追加された後こんな感じで連絡が来ました。

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ビデオ通話するためのアカウント(複数)を友達追加してねっていうのとイベントの注意事項が色々書いてありました。

返信に既読が付いたのを確認。その後連絡が来ることもなく、当日急に電話がかかってくるタイプだと察する。

同時並行で以前使っていたスマホスタンドが壊れてしまったので深夜に激安の殿堂に駆け込みリングライト付きのスマホスタンドを購入。買う直前までは正直リングライトとかいらんだろと思っていたのですが、結論から言うとライトがあるのとないのとでは顔面の映り方が全然違うのであった方がいいです。安いやつなら対して値段変わらんし。

その後は当日まで会話のネタを考えていました。自分の場合話し下手な上韓国語もそこまで上手いわけでもないので、高い金払ってお通夜になる事だけは避けねば…と思い、メンバー毎に話題を2~3個用意しておきました。せっかくだから色々話したいと思って話題を考えていましたが、始まるギリギリまで話題が思いつかないメンバーもいたので会話を捨てて愛嬌とかやってもらってもよかったかもしれませんね。

 

④録画準備

どうせビデオ通話なら記録に残しておきたいじゃん?ということで画面録画をすることに決めました。これに関しては先駆者がたくさんいたので一通り調べてみたのですが、電話を取る前に録画ボタンを押してどうたら~音声は入らないので別の端末で音声は別撮りしてなんちゃら~みたいなやり方がほとんどで、めっちゃめんどくせぇ無理だとなりまして、スマホの画面をPCにミラーリングして画面録画することにしました。使ったのはこれ。

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 スマホとPCはWiFiを使って接続。スクリーンショットも録画も可能。何より自分の声が入らないように録画をすることが出来る。画質も無料にしてはそこまで悪くないのでそこそこ有能だと思います。ただ、スマホの音声がパソコンから出るようになることと、スマホ側にイヤホンを挿すとミラーリングが強制終了すること、インターネットの回線によっては若干遅延が起こることは気を付けた方がいいです。遅延に関してはPCを有線接続にするとそんなに気にならなくなりました。

ミラーリングだと電話取ってから録画ボタンを押せばいいので、かなり精神的に余裕ができて良かったです。ただでさえ緊張してるのにコツがいるような画面録画の方法を失敗しない自信もなかったので。自分の声が入ってないと録画した動画の編集も楽々でした。

ちなみに石橋は叩いて渡らないタイプなので画面録画に失敗した時用の別撮り端末などは用意しませんでした。

 

⑤いざお話し

 ミラーリングをして録画準備よし、話題よし、音が聞こえなかった時用のカンペよし、スタンドの調整よし、あとはひたすら電話がかかってくるまで待機。番号が最後の方だったため集中力が切れかかってきたところで鳴り響く通知音。電話を取ってPC側の画面録画ボタンをオン。

何も映らないし何も聞こえない

待機画面なのかな?(LINEにそんなものはない)と思い30秒ほど待ってみる。

やっぱり何も映らないし聞こえない

まだ慌てる時間じゃない。ミラーリングが影響してないか確認しつつLINEの画面をよく確認してみる。

相手のマイクとカメラがオフになってるだけでした。

ビビらせんなよ…と思いながら結局2分ぐらい向こうのカメラがオフのまま待機させられました。多分事前に提出した本人確認書類と実際に映ってる顔を確認していたんじゃないかと思います。なんか声かけろや。というかスタッフが何も声かけてこないこととかあるんだと思いました。

画面に映る自分の顔を虚無を感じながらぼんやり眺めていると、急に画面が明るくなり、メンバーの顔がバーン!と出てきたので一瞬脳が混乱しました。その後は平和に進み、最推しとキャッキャウフフしたり2推しが顔を覚えていてくれたりしたので楽しくヨントンを終えることが出来ました。

 

⑥反省点

もう少し話題を考えておくべきだった

声優の接近イベントって大体体感5~30秒くらいなのでそのノリで話題を考えていたのですが、持ち時間が思っていたよりも長くて推し以外のメンバー数人で話題が尽きました。ノリと勢いで会話を持たせましたが、もう少し話題練ってもよかったなと。

返ってくる返事が想定と違う場合の対応

メンバー皆優しくてですね、1聞いて5くらいで返してくれたのでこっちがテンパってしまってもったいなかったなと思う場面があったので、こちら側の語学力をもっと磨かねばいけないなと思いました。

 

 イベント一つとってもアイドルと声優とはやっぱり色々違うところが多くて面白かったです。声優のオンラインサイン会って有象無象にサインしてる様子をただ眺める形式が多くて正直全然面白くないんですよね。*3最近は個別トーク会をやる声優の方も少し見かけるようになりましたが、完全抽選だったり秒数が短かったりというのを考えると、ちょっと値は張るけど韓国アイドルめちゃくちゃコスパいいなと思ってしまいました。可愛い子たちと話すの凄く楽しかったです。反省点もあったのでリベンジしたい。

 

一つの記事に収めようとしたら凄く長くなってしまいましたが、界隈が違うとそれぞれの界隈の良いところも悪いところも触れられて面白いので、今後もオタクを辞められそうにはありません。オタクは不治の病。

*1:ヨントンとは?みたいな説明は多分ググればめっちゃ出てくると思うので割愛します

*2:多分他のグループはもっとしっかり本人確認してるはずです 

*3:別にアイドルみたいな対応をしてほしいわけではないけどどうせ参加するなら楽しいイベントに参加したい